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第26話 色欲の悪魔

last update 게시일: 2026-01-07 23:10:43

「イチ、ニ!イチ、ニ!」

竹刀を持ちながら規則正しい掛け声と共に素振りをしてるのはミーナだった。

ミーナはエミルが騎士団に加入した事で朝から稽古の相手が居なかった為、訓練所で1人で出来る基礎的な稽古をしていた。

「(頑張って1日でも早く強くならないと!)」

一生懸命竹刀を振るっていると突然ドアが開いた為、気付いたミーナは素振りを止めた。

そこに入ってきたのはカイルとエミル、エバルフにカレン。そして、初めて見る騎士団の服を着た背の高い男性だった。

ミーナはエミルが見えたので話し掛けに行った。

「エミル!言われた通り正面素振りと早素振り、それから上下と左右を100回ずつやったよ!」

「え、早っ!もう終わったの?」

「うん!暇だったからもう1巡してた!」

その割にはあまり息を切らしてない。最早この程度ではもう練習にもならないのだろうと思ったエミル。

「ねえ、もう話し合いは終わったんでしょ?今から稽古付けてくれるの?」

「ごめんね、今はちょっと出来ないかも。」

そう言うとエミルはカイルとゼロスの方を見た。

両者共にピリピリとした緊張感が走り、真剣な表情で睨み合っていた。

「あの人は誰?」

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